産着(うぶぎ)/一つ身
産着(御初着)はお宮参りの際に、お母さんなどが抱っこした赤ちゃんに掛けて抱っこしている方の背中で紐を結んで使います。
ですから、産着は後ろ身ごろにとても豪華な絵柄が描かれていますよね。
男の子の場合には、家紋(五つ)が入ります。
呉服屋さんなどで売っている時には、「紋」は入ってはおりませんが事前に我が家の家紋を調べておいて必ず紋入れを頼みましょう。
買ったあとでも、紋屋さんや弊社のような着物専門の加工屋でも入れられます。
家紋が分からない場合は、お墓まで行って家紋の写真を撮っておけば一番正確です。女の子の場合は、現在では紋を入れるのは一般的ではなくなっております。
この一つ身の大きさの着物は、3歳くらいの七五三に着られるとちょうどよいサイズです(もちろんお子さんのサイズにもよりますが・・・)。女の子でしたら「被布(ひふ)」を着せてあげれば、とても可愛いいと思います。